昔話×劇あそび

保育現場55年で得た“物語が生きる瞬間”──『北風と太陽』オリジナル劇あそび進化法&参加型台本完全解説

「物語から次の一歩へ――」 長年の保育経験を通して痛感するのは、絵本はただ“読む”ものではなく、子どもが“感じて動く”時間を生み出す土壌だということ。「北風と太陽」の話は、子どもたちが自分の考えや感情を自由に表現できる最良の素材です。この記...
舞台

絵本『スイミー』から学ぶ子どもの成長力:違いを受け入れ、協力する心を育てる語りの実践と家庭教育のヒント

はじめに:絵本は生きる土台を作る私が『スイミー』を教室で初めて読んだのは、小学校の新任教師として日々試行錯誤していた頃でした。2年生の子ども達は、新任の私を試すかのようにざわざわして落ちつきません。このまま算数の授業に入ってもうまくいかない...
グリム童話

3歳〜小学生くらいの親子におすすめ!ブレーメンの音楽隊』お家で劇化ガイド。ぬいぐるみ参加もOK 

はじめに 劇は言葉にならない思いを引き出す葉は、最高のコミュニケーションツールです。 そして、言葉を習得する最高の時期は、3歳前後。 この時期の子どもたちは、心に浮かんだ思いを言葉にしようと、日々たくさんの試みを重ねています。けれど今の子ど...
グリム童話

グリム童話はこわくない。SELと感情教育に活かす“生きた教材”。劇あそびや読み聞かせを通して、子どもの心を育てるSEL実践のヒントを紹介します。

「グリム童話って、ちょっと怖いですよね」 そう言われることが、教育現場ではよくあります。たとえば『赤ずきん』ではオオカミに食べられ、『ヘンゼルとグレーテル』では魔女に捕まる。確かに、現代の絵本に比べると、グリム童話には“怖さ”や“残酷さ”が...
アンデルセン

劇団主宰者が実践で感じた「アンデルセン童話とグリム童話」子どもの心を育む違い・教育での活かし方

はじめに:童話が育てる子どもの心小さな頃、母に読み聞かせてもらった童話は、物語が終わった後もずっと心の奥に残っています。私は劇団の活動を通じて、子どもたちが物語にふれる瞬間の表情、心が動いた時の瞳のきらめきを何度も見てきました。なかでもアン...
アンデルセン

アンデルセン童話の特徴とは?先生と保護者に届けたい“心を育てる物語”

劇団天童を率いてこれまで百作を超える児童劇を手がけてきました。 そのなかで感じてきたのは、アンデルセン童話が教育現場において極めて豊かな教材になるということです。私は研究者としても長くその意義を探り続け、授業や演劇活動を通じて伝えてきました...
アンデルセン

子どもと一緒に劇を作る喜び~『野の白鳥』で育む表現力と協力の心

~アンデルセン童話の世界を教育現場へ・初心者向け配役と時間配分ガイドはじめに|『野の白鳥』は劇づくりにぴったりの題材私自身、初めて『野の白鳥』の劇づくりに挑戦したとき、子どもたちが物語の美しさに引き込まれていく瞬間に感動しました。特に「白鳥...
アンデルセン

幼児・小学生のための劇づくり実践——アンデルセン『野の白鳥』に学ぶ“無言”の表現教育セリフが少ないからこそ、誰もが主役になれる。 無口な子が輝く、静けさの中の物語。

はじめに 私は長年、小学生から中学生を対象にした童話の舞台化を手掛けてきました。なかでもアンデルセン童話『野の白鳥』の劇は、沈黙の表現を通して子どもたちの心の動きを豊かに映し出す点で、特に思い入れがあります。今回は、私の実際の経験を踏まえて...
舞台

劇団主宰者が語る『野の白鳥』劇化の魅力――無言の表現が子どもの心を豊かに変える

劇団天童の主宰として、私は長年にわたりアンデルセン童話を題材に子どもたちと舞台作品を作ってきました。なかでも『野の白鳥』は、稽古を通じて子どもたちの内面が最も大きく変化した演目のひとつです。妹エリサを演じる子どもたちは、「声に出せない想い」...
舞台

アンデルセン『マッチ売りの少女』を一人語りで演じる方法 原作を活かした脚本と演出のコツ

ふうはじめに:語り手として、この物語に向き合うあなたへ「子どもたちに語ってあげたいけれど、どう語ればいいのかわからない」「原作の雰囲気を壊さずに、一人で演じてみたい」「家庭や教室で、心に残る物語の時間をつくりたい」そんな思いを持つ方に、この...