絵本をゼロ歳児に読み聞かせして頭が良くなるってほんとう?

赤ちゃんの脳の発達には絵本の読み聞かせが大きな役割を果たします。赤ちゃんが絵本を読み聞かせてもらうことによって言葉を理解する力、思考力、想像力、創造力、感情表現力が育ちます。さらに親子のコミュニケーションが深まります。

絵を見ることで右脳が発達し、言葉を聞くことで左脳が発達するのです。赤ちゃんへの読み聞かせは、右脳と左脳をバランス良く発達する偉大な力を持っているのです。頭が良い子に育つということです。

また、コミュニケーション力がある子供に育つのです。ゼロ歳から読み聞かせをすれば、赤ちゃんの将来は安心です。赤ちゃんにとって最適な絵本の選び方や読み聞かせのポイントについて詳しく説明します。

あかちゃんにとって最適な絵本の選び方

 赤ちゃんにとって最適な絵本は次のような特徴を持っています。赤ちゃんは、視力がまだ発達途上です。なのでシンプルな絵柄、赤や黄色や青などのはっきりした原色の色があかちゃんの目に入ります。

文字は大きく、文章は少ないのが良いです。リズムや韻を含む。赤ちゃんは音に敏感です。リズムがあり、韻を含む絵本は、赤ちゃんの興味を引きやすく、言葉の理解力を育みます。

触れたり、音を出したりできる仕掛けがある絵本 

赤ちゃんは、手で触れたり、音を出したりすることで物事を理解しようとします。絵本を触ったり、音が出る仕掛けのある絵本は、赤ちゃんの楽しい刺激になり、脳を発達させることになるのです。

あかちゃんが興味を持ちそうなテーマ 

うさぎ、ねこ、いぬ、ライオンなどの動物、走る、飛ぶなど動くこと、お菓子、パン,西瓜、苺などのおやつ系の食べ物、お母さん、動物の親子、おもちゃなど。

あかちゃんへの絵本読み聞かせのポイント 

赤ちゃんに読み聞かせる際には以下のポイントに注意しましょう。リズムや韻を意識して読むことで、赤ちゃんの言葉の理解力を育みます。

リズムや韻を意識して読む 

あかちゃんは、リズムや韻を意識して読むことで、赤ちゃんの言葉の理解力を育みます。歌うように読むといいですね。2拍子か4拍子のリズムで歌うように読むと、あかちゃんは気持ちよさそうな顔をしてくれます。

こんな顔をしてくれたら最高にうれしいですね!

顔も声も表情豊かに読みましょう!

表情豊かに読むことで、赤ちゃんの感情表現力を育みます。あかちゃんは、とても敏感です。読み手の気持ちをさっとわかってしまいます。おもしろい、楽しい場面では思い切りの笑顔で声も高めに読みましょう。

こわいオオカミが登場する場面では、ちょっと低めの声で読み、顔もしかめて見せます。主人公ががんばっている場面では、すごいねえ、がんばってるね、がんばれがんばれって言ってあげよう、などとた赤ちゃんの顔を見て声をかけてあげます。

お母さんの声と顔の表情が赤ちゃんの脳を刺激して頭が良くなると言われています。

毎日続ける 

毎日、続けることで赤ちゃんの言葉の理解力や想像力、集中力、感情表現力などが育まれます。

以上のように赤ちゃんへの読み聞かせは、赤ちゃんの脳の発達に大きな役割を果たします。赤ちゃんにとって最適な絵本を選び、毎日、続けることで、赤ちゃんの成長をサポートしましょう。

実は、お腹の中にいる赤ちゃんの読み聞かせが大事なのです。胎児時代にに読み聞かせしてもらった赤ちゃんは、生後2ケ月でしっかり絵本を見て聞いています。絵本の主人公がピンチになったり、挑戦する場面になると、首を伸ばし肩に力が入ります。食い入るように絵本を見つめます。

主人公がピンチを切り抜けると、赤ちゃんの全身の力が抜けてお母さんにぐにゃっと抱かれました。保育園に行ってゼロ歳児に絵本を読み聞かせすることがあります。赤ちゃん達は、首を伸ばし、両手をあげ、ああ、ああと声を出して反応してきます。

おもしろい場面ではけたけた笑います。はいはいしながら絵本を触りにきます。めくりたがる赤ちゃんもいます。赤ちゃんの脳の発達には絵本読み聞かせは必須アイテムです。脳が育つということは、心が育つということです。

良い子が育つ絵本の選び方、読み聞かせのノウハウ、赤ちゃんの反応にどう応えるかなど、役に立つ記事を書いていきます。幼児期、小学生時代の絵本教育の方法もお伝えします。楽しみにしていてくださいね。

生後3週間のあかちゃんが反応した!ウソだと思いますか?

いいえ、ウソではありません。「マウイ、たいようをつかまえる」という絵本を生まれて3週間の孫に読み聞かせしました。ママに抱かれたあかちゃんは、はじめの2ページか3ページはじっと目を凝らし、耳を傾けています。

ときどき、可愛い口を開けて、ああ、おうと音を出し、首もすわらないのに頭をもたげようとします。主人公のマウイが恐ろしい太陽をおじいさんの顎の骨で叩く場面にきました。「〇〇も一緒に言ってね!」と孫に語りかけました。

「太陽、もっとゆっくり動け!みんなが困っているじゃないか。えい、えい、おう!えい、えい、おう!」と拳を振り上げ力強い声で読みました。すると、孫の顔を赤くして、目には力が入り、まだすわらない首をぎゅっと突き出して本に近づこうとします。

「やめてください、お母さん!」ママは必死になって読み聞かせを止めようとしました。「大丈夫よ、この子は正常。心が動いている証拠だから安心して」物語は静かに終わりました。孫はぐにゃっとママの胸に抱かれました。

あかちゃんはよくわかっている。人間の子は賢い

保育園の0歳児クラスの赤ちゃんも絵本に食い入るように見ます。「ノンタンぶらんこのせて」(キヨノサチコ作 偕成社刊)は赤ちゃんが大好きな絵本です。ノンタンはちょっとわがままでいたずらっ子でこどもらしい子。

ノンタンがぶらんこを独り占めするからうさぎさんもくまさんもプンプン怒ってしまいます。「あーあ、ノンタン、うさぎさんも乗せてあげなくちゃいけないよね?」と声掛けすると、赤ちゃんは絵本と読み手の顔を交互にみながらこくんと首を縦にします。

最後場面。ノンタンがぶらんこに乗って1、2、3、4、5・・・と数えてから、おまけのおまけの汽車ぽっぽ、ポーと鳴ったらかわりましょ、と童歌を歌い、「ノンタン、代わってあげる、えらいね」と語りかけます。

赤ちゃんは、全身の力をふわっと抜いて、うんとうなづくのです。すごい!赤ちゃんはえらい!人間の子は賢い!赤ちゃんはちゃんとわかっているのです。親の愛情を肌でわかるのです。赤ちゃんに知と愛を伝えます。だから赤ちゃんに絵本が必要です。

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