グリム童話

グリム童話はこわくない。SELと感情教育に活かす“生きた教材”。劇あそびや読み聞かせを通して、子どもの心を育てるSEL実践のヒントを紹介します

「グリム童話って、ちょっと怖いですよね」 教育現場で、私は何度もそう言われてきました。たしかに『赤ずきん』ではオオカミに食べられ、『ヘンゼルとグレーテル』では魔女に捕まる。現代の絵本に比べれば、グリム童話には“怖さ”や“残酷さ”が描かれてい...
アンデルセン

『パンを踏んだ娘』の劇づくり|アンデルセン童話で子どもの心を育てる保育・教育実践

『パンを踏んだ娘』は、扱いが難しい──。 現場では、そう感じて手をつけられずにいる先生が本当に多い作品です。でも、この物語は“やってみる”と、子どもたちが驚くほど動き出します。問い、迷い、気づき、やり直す勇気。劇の中で、子どもたちはインゲル...
舞台

『三びきのくま』を劇あそびにする理由|幼児〜小学生の心に届く台本と実践ポイント

はじめに :子どもの心に届く劇を求めて子どもたちの心に、まっすぐ届く劇とは、どんなものでしょうか。 私は長年、保育園や小学校、児童館など、さまざまな教育現場で、昔話をもとにした劇あそびや語りの実践を重ねてきました。その中で出会ったのが、『三...
アンデルセン

アンデルセン『雪の女王』をミュージカルにした理由。カイはなぜ助かったのか?雪の女王はなぜさらったのか?語り手が舞台で見つけた“物語の真実”

物語の“なぜ”が、私を動かしたアンデルセンの童話『雪の女王』。子ども向けの物語として知られていますが、私は長年この作品に向き合いながら、どうしても解けない“問い”を抱えてきました。「カイはなぜ助かったのか?」「ゲルダは何をしたのか?」「雪の...
舞台

『裸の王様』を一人芝居で演じる方法|台本・演出・演技のコツを徹底解説!

はじめに私は小学生の頃、地元の小劇場で『裸の王様』の一人芝居に出会いました。衣装も小道具もすべて手作り。舞台裏の緊張感、客席のざわめき、そして、たった一人で舞台に立つ俳優のピンとした空気。あの瞬間の心の震え──今でも、あの感覚は忘れられませ...
アンデルセン

アンデルセン童話『パンを踏んだ娘』だからこそできる|セリフが苦手な子も輝く“静かな演劇”のつくり方

はじめに|なぜ今『パンを踏んだ娘』を演じるのか子どもたちの心に、静かに語りかける演劇をつくりたい──「道徳や心情教育とつながる演劇を探している」そんな先生や保護者の方の声を聞くことが多くなりました。そこで、ぜひ知っていただきたいのが、アンデ...
昔話✖️劇あそび

【ねずみのすもう】昔話を人形劇に!保育や家庭でできるやさしい実践法 ──語って、作って、演じて、子どもの心を育てる

はじめに|昔話と人形劇は、子どもの心を育てる“道具”です「子どもの心に、どうやって寄り添えばいいのか」保育や子育ての現場で、そんな悩みを抱える方は多いと思います。私もその一人でした。けれど、昔話を語り、人形劇にしてみると、子どもたちの目が変...
昔話×劇あそび

昔話『てぶくろ』が今の子どもに必要な理由 語り・人形劇・ごっこ遊びで育つ、心のあたたかさ

はじめに|昔話は“今話”になる長年、劇あそびを通じて子どもたちと向き合ってきた経験から「昔話って、今の子どもにも意味があるんでしょうか?」 そんな問いを、保護者や保育者の方から受けることが増えました。たしかに、今の子どもたちは、動画やゲーム...
グリム童話

小学校低学年向け『白雪姫』劇あそび実践記録|SEL(社会性と感情の学び)を育てる4ステップ

小学校低学年の子どもたちと一緒に『白雪姫』の劇あそびを行った実践記録です。 SEL(社会性と感情の学び)を意識しながら、台本づくりから発表までを4つのステップで進めました。「劇あそびって難しそう…」「低学年でもできるの?」と感じている先生や...
舞台

子どもとつくる『野の白鳥』劇|初心者の先生でもできる配役・演出・時間配分ガイド

はじめに『野の白鳥』は、現場でこそ輝く物語私はこれまで、学校や地域の子どもたちと数えきれないほど劇をつくってきました。その中でも、アンデルセン童話『野の白鳥』は、子どもたちの心を一番大きく揺らす作品です。初めてこの物語を劇にしたとき、白鳥役...