アンデルセン

アンデルセン像の前で絵本を読んだ日|語り手として歩いた“物語の巡礼”

はじめに:デンマーク・オーデンセは語り手の原点語り手として歩いてきた私の旅路に、ひとつの節目が訪れました。 それは、アンデルセンの生まれた町、デンマーク・オーデンセを訪れたときのこと。彼の像の前に静かに腰を下ろし、自作の絵本を開いた瞬間、 ...
昔話✖️劇あそび

保育園の劇あそびで育つ社会性|『おむすびころりん』に“コメ券”を入れたら子どもが制度や公平さを語り始めた話

“コメ券”が子どもの心を動かした理由ある日の朝の会で、5歳児の男の子が突然こう言いました。「お母さん、コメ券って何人分もらえるの?」そのひと言をきっかけに、クラス中が“コメ券”の話題で盛り上がりました。 家庭で耳にした制度の話が、子どもたち...
舞台

『三びきのくま』を劇あそびにする理由|幼児〜小学生の心に届く台本と実践ポイント

はじめに :子どもの心に届く劇を求めて子どもたちの心に、まっすぐ届く劇とは、どんなものでしょうか。 私は長年、保育園や小学校、児童館など、さまざまな教育現場で、昔話をもとにした劇あそびや語りの実践を重ねてきました。その中で出会ったのが、『三...
グリム童話

グリム童話はこわくない。SELと感情教育に活かす“生きた教材”。劇あそびや読み聞かせを通して、子どもの心を育てるSEL実践のヒントを紹介します。

「グリム童話って、ちょっと怖いですよね」 そう言われることが、教育現場ではよくあります。たとえば『赤ずきん』ではオオカミに食べられ、『ヘンゼルとグレーテル』では魔女に捕まる。確かに、現代の絵本に比べると、グリム童話には“怖さ”や“残酷さ”が...
アンデルセン

アンデルセン『雪の女王』をミュージカルにした理由。カイはなぜ助かったのか?雪の女王はなぜさらったのか?語り手が舞台で見つけた“物語の真実”

物語の“なぜ”が、私を動かしたアンデルセンの童話『雪の女王』。子ども向けの物語として知られていますが、私は長年この作品に向き合いながら、どうしても解けない“問い”を抱えてきました。「カイはなぜ助かったのか?」「ゲルダは何をしたのか?」「雪の...
アンデルセン

アンデルセンの旅|語り手としてのオーデンセからコペンハーゲンへ。童話の源流をたどる心の旅

はじめに──アンデルセンの足跡をたどる語り手の巡礼語り手として、私はこれまで多くの物語を声にしてきました。その中でも、アンデルセンの童話は、私の語りの原点であり、創作の源でもあります。けれど、あるときふと問いが生まれました。「私は本当に、彼...
アンデルセン

子どもと劇で体験する『パンを踏んだ娘』|アンデルセン童話を教育に活かす方法『パンを踏んだ娘』を劇にして子どもと心を育む方法。アンデルセン童話を活用した教育実践を紹介します。

アンデルセン童話『パンを踏んだ娘』。 こわくて重たい話だと思われがちですが、子どもたちと劇にしてみると、まったく違う表情を見せてくれます。高慢さや後悔、やり直す勇気──物語を“体験”することで、子どもたちは自分の心と向き合い、他者の痛みにも...
舞台

『裸の王様』を一人芝居で演じる方法|台本・演出・演技のコツを徹底解説!

はじめに私は小学生の頃、地元の小劇場で『裸の王様』の一人芝居に出会いました。衣装も小道具もすべて手作り。舞台裏の緊張感、客席のざわめき、そして、たった一人で舞台に立つ俳優のピンとした空気。あの瞬間の心の震え──今でも、あの感覚は忘れられませ...
アンデルセン

アンデルセン童話『パンを踏んだ娘』だからこそできる|セリフが苦手な子も輝く“静かな演劇”のつくり方

はじめに|なぜ今『パンを踏んだ娘』を演じるのか子どもたちの心に、静かに語りかける演劇をつくりたい──「道徳や心情教育とつながる演劇を探している」そんな先生や保護者の方の声を聞くことが多くなりました。そこで、ぜひ知っていただきたいのが、アンデ...
昔話✖️劇あそび

【ねずみのすもう】昔話を人形劇に!保育や家庭でできるやさしい実践法 ──語って、作って、演じて、子どもの心を育てる

はじめに|昔話と人形劇は、子どもの心を育てる“道具”です「子どもの心に、どうやって寄り添えばいいのか」保育や子育ての現場で、そんな悩みを抱える方は多いと思います。私もその一人でした。けれど、昔話を語り、人形劇にしてみると、子どもたちの目が変...